TABA – TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE

自転車愛が繋げた、都心と田舎を結ぶクラフトビール

2022.10.8 INTERVIEW

元々自転車仲間だったというマシュー・ボイントン氏とダニエル・ベラミー氏。ふたりで立ち上げたブルワリー&タップルームは、DIYで溢れ温もりが感じられる。都心と田舎の架け橋であり、自転車仲間の給水所でもあるこの場所で、熱い想いを反映させたビール造りを行う。

JR立川駅から徒歩約6分、はためく黄色い旗が目印のブルワリー&タップルームが坂道ブルイングだ。

タップルームは2020年3月にオープン。マシュー・ボイトン氏(写真右)とダニエル・ベラミー氏(写真左)のふたりで立ち上げた。これまでは他の醸造所へ醸造を委託するファントムブルワリーとしてオリジナルビールを造ってきたが、2022年9月に醸造免許を取得。今後は店舗に併設した醸造施設でオリジナルビールを醸造していく。

立川にオープンした理由のひとつは「元々、立川にクラフトビールの醸造所がなかった」こと。クラフトビールを飲み慣れていない地域の方々が初めて飲んでも、「クラフトビール」の世界に入りやすいようにと飲みやすいビール造りをしている。

もうひとつの理由は「立川は都心と田舎を結ぶ場所」であること。マシュー氏とダニエル氏が自転車好きで自転車を通して知り合ったこともあり、ブルワリー名には「坂道=田舎の山を降って、アウトドア後に飲めるビールスポットになるように」という意味をこめた。

店内には手作りの椅子や机が並ぶ。さらにミニチュアで作られたビールのフォトスポットはダニエル氏の奥様の手作りだったり、店内のいたるところに自転車のフィギュアが置いてあったりと、いたるところにDIYや木の温もりが感じられる。

醸造施設は発酵タンクが3本、1回で500リットル仕込むことができる。お二人の出身国アメリカ・イギリスはビール大国でもあるため、それぞれの国のビールへのパッションを活かしたビール造りを目指す。

フラッグシップの「柴崎セッション」は、坂道ブルイングのある柴崎町の名前を冠したビール。アルコールは高くないものの、ガツンとした苦みと味わいが特徴のビール。しっかりと口の中に残る苦みは、ジャンキーな食事によく合いそうだ。店内は食事持ち込み可のため、おつまみを持参して楽しんでみてほしい1杯だ。

自転車をこいだあとの給水所、また地域の人々が集い、都心と田舎を結ぶ橋渡しも担う坂道ブルイングは、さまざまな人々がビールを介して行き交う憩いの場だ。

坂道ブルイング

販売店・飲食店

  • 坂道ブルイング

    東京都立川市柴崎町2-6-5 Google Map

    立川駅南口から徒歩3分

    営業時間 12:00~21:00(月~木)、12:00~22:00(金〜日・祝)
    定休日 年中無休

  • Google Map

RECOMMENDこのブルワリーのおすすめを飲んでみよう

  • 柴崎セッション

    坂道ブルイングのフラッグシップビール。 アルコールはそこまで高くないけど、ガツンとした苦み・味わいで飲みごたえ抜群!しっかりと口の中に残る苦みで、ジャンキーな食事と合いそう。店内は食事持ち込みOKなので、 ジャンキーなおつまみを持参して楽しんでみて欲しい1杯です。

  • オニ公園

    デビルクラフトとのコラボビール。コラボ先のブルワリー名「デビル=悪魔」と、坂道ブルイングの近隣にある「オニ公園」の“オニ”に縁を感じられるネーミング。 ホップの青々しさを爽やかに感じられるケルシュ!青空の下、公園の芝生に寝転びながらゴクゴク飲みたい1杯。

  • 柴崎セッション

    坂道ブルイングのフラッグシップビール。 アルコールはそこまで高くないけど、ガツンとした苦み・味わいで飲みごたえ抜群!しっかりと口の中に残る苦みで、ジャンキーな食事と合いそう。店内は食事持ち込みOKなので、 ジャンキーなおつまみを持参して楽しんでみて欲しい1杯です。

  • オニ公園

    デビルクラフトとのコラボビール。コラボ先のブルワリー名「デビル=悪魔」と、坂道ブルイングの近隣にある「オニ公園」の“オニ”に縁を感じられるネーミング。 ホップの青々しさを爽やかに感じられるケルシュ!青空の下、公園の芝生に寝転びながらゴクゴク飲みたい1杯。