TABA – TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE

地元を愛しているからこそ地元から愛される。
“完全な手造り”のクラフトビール

2021.12.16 INTERVIEW

地元の人々に愛されている地域密着型のクラフトビア ムーンライト。販売しているビールの銘柄は、一般公募で付けられている。また、地元農家が丹精を込めて育てたフルーツを使用したビールが人気商品。添加物は一切使用せず、醸造家の浅野悦子氏により、機械の手を借りない手造りの手法で醸造している。

小田急線登戸駅、向ヶ丘遊園駅寄り出口から徒歩約10分。
または、小田急線向ヶ丘遊園駅北口から徒歩約7分の場所に位置するクラフトビア ムーンライトは、創業13年にもなる川崎初のブルーパブだ。
広々とした店内は食堂のような趣きもあり、地元の人が集まるアットホームな雰囲気。
家庭で造れる、手作りのクラフトビールと出会ったことが開業するきっかけとなったと話すのは、代表兼醸造家の浅野悦子氏。

ビールは、”忠実”、そして”丁寧”をコンセプトに醸造。
浅野氏は、飲むよりも造ることが好きだそうで、毎年違う農産物の状態でも、いかに安定させた味わいを造り出すかの調整が醸造の魅力と感じているそうだ。
またビールの名前はどれも、一般公募により名付けられており、地元にちなんだ親しみやすい名前が並ぶ。

ムーンライトは、欧米の伝統的な手造りの製法を受け継ぎ、店の奥にあるわずか3坪の小規模なスペースで、ユニケグ方式を採用し醸造している。
小型の熟成・発酵樽のユニケグで醸造することで、”完全な手造り”ビールを実現しているのが特徴。
ユニケグで醸造するため、少量で多品種のビールを造ることができるため、地元産の果物や野菜を使った多くのビール開発している。

実際にクラフトビア ムーンライトは、定番のクラフトビールも10種類以上用意しているが、地元産の果物を使用した季節限定ビールもファンから愛されている店の顔だ。
地元農家が生産している梨やブルーベリーを使用し、季節によって様々な味わいを魅せている。
浅野氏は、「クラフトマンシップとは素材と人情の融合かもしれません。これからも素晴らしい地元のお客様の笑顔に感謝しながら、地に足をつけ、地域に愛されるビール造りを心掛けて参ります。」と語ってくれた。
クラフトビア ムーンライトのビールはお店で楽しめるほか、ペットボトルでも持ち帰ることができる。

クラフトビア ムーンライト

  • 神奈川県川崎市多摩区生田7-11-8 Google Map

    生田駅北口から徒歩3分

    044-930-1018

    営業時間 月・水・金 16:30〜22:30/土・日・祝 12:00〜22:00
    定休日 火・木曜(祝日の場合は翌日)

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  • スピカ

    川崎市と専修大学前川ゼミの協力により開発されたクラフトビール。「スピカ」は、泡がとてもきめ細やかで美しく、ホップを効かせた苦味と爽快感、コクのある味わいが特徴。麦の甘みも直に感じられ、うっとりするような上品な香りも魅力的。

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