TABA – TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE

海よりも深く広い、
クラフトビールの果てしない可能性

2022.2.24 INTERVIEW

昭島の深層地下水を用いてビールを醸造しているイサナブルーイング。"苦い飲み物でみんなを笑顔にする"というコンセプトの通り、ビールと同じく苦い飲み物のコーヒーも提供している。代表兼醸造家の千田恭弘氏は、バリスタの資格も持っており、「コーヒーのようにビールも追究しようと思ったんです。」と話す。

JR青梅線 昭島駅南口より徒歩3分の場所にある「ISANA Brewing Brewery & Roastery」。
「ビール大全」という書籍を友人に貸してもらい、イギリスのビール文化やパブ文化に興味が沸き、実際にロンドンのビアバーを巡った。
その際に飲んだ優しい麦の香りのするビールが好きになったという醸造家の千田恭弘氏。
ロンドンを訪れた際に地元のビール文化に触れたことがきっかけで、都内では唯一深層地下水を水源としている昭島市で2018年にイサナブルーイングを立ち上げた。
木材を基調としたぬくもりのある店内では、醸造タンクを目の前に、できたてのクラフトビールを楽しむことができる。

看板ビールの「とりあえずビター」は、名前とは反して緩やかで控えめな苦味と、ほのかな麦の甘み、モルトのフレーバーを感じることができる。あえて炭酸とアルコール度数を弱めにし、ごくごくも飲めるし、ゆっくりと楽しむことも出来るのも特徴。
ビールの名前も特徴あるものが多く、「とりあえずビター」以外にも、「ホップテッドマンション」「M.I.B(Malt In Black)」など、飲む前から楽しいラインナップが並んでいる。
また、窒素ガズ100%で注ぐナイトロビールにも力を入れており、きめ細やかな泡とクリーミーで濃厚な口当たりを楽しむことができる。一般的なナイトロは二酸化炭素と窒素を合わせて注入するが、イサナブルーイングは窒素だけを注入する日本初の“純窒素”で提供してるからこそ実現する味わいだ。

クラフトビールのほかにも自家焙煎コーヒーを提供していることから、コンセプトは”苦い飲み物でみんなを笑顔にする”。
クラフトビールはコミュニケーションツールの一つだと考えている千田氏は、「クラフトビールとは、人と人を繋ぐ大切なツールのひとつ。そのためのツールは良いモノでないといけない。いくら美味しいビールでもその場がつまらないと美味しく味わえない。最高の美味しいビールは笑顔のある楽しい空間で味わうことである。そして、チャレンジングなビールについてのお客様の感想を目の前で聞けること、それがブルーパブの醍醐味。」と語る。

続けて千田氏は、「ビールって選択肢が本当に多くて、温度や麦芽の割合、ホップを加えるタイミングで果てしない可能性が広がっているんですよ。色々試して、たくさん飲んで、クラフトビールの世界に浸かってほしい。」とにこやかに話してくれた。
また、イサナブルーイングはクラフトビール×クラフトビールや、クラフトビール×日本酒といった「ハーフ&ハーフ」も推奨している。
コミュニケーションと自分好みのビールを楽しみに一度訪れてみてほしい。
ちなみに、今後は製缶機を稼働させて缶ビールの販売を始め、いつでもイサナブルーイングのビールが飲めるようになるとのこと。今後も目が離せない。

イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー

  • 東京都昭島市昭和町2-7-15 Google Map

    昭島駅南口から徒歩3分

    042-519-7106

    営業時間 月〜金 11:30~14:30(火曜はランチ休)、17:30~21:00/土・日・祝 11:30~21:00
    定休日 祝翌平日・不定休

RECOMMENDこのブルワリーのおすすめを飲んでみよう

  • とりあえずビター

    初めての醸造から3年間造り続けている、イサナブルーイングのフラッグシップビール。ホップの優しいアロマとパンのような麦の甘みがほのかに感じられる一杯。低アルコールで、炭酸が少なくすっきりした喉越しなので、ゴクゴク飲めてしまうビール。「とりあえずビター」以外にも、アイデアが凝らされた銘柄のクラフトビールが多数揃っている。ぜひお店で確認してみてほしい。

  • 吟醸ヴァイツェン 

    準レギュラービール。福生の日本酒蔵「嘉泉」の米麹を使ったヴァイツェン。酵母由来のバナナのような香りと、米麹由来のまろやかな味わいが絶妙なバランスを楽しむことができる。お店公認のおすすめの飲み方は、日本酒×「吟醸ヴァイツェン」のハーフ&ハーフ。2つの異なるお酒のハーモニーは互いの旨味がグッと際立ち、そこに背徳感も相まって一度飲んだら虜になってしまうだろう。

  • とりあえずビター

    初めての醸造から3年間造り続けている、イサナブルーイングのフラッグシップビール。ホップの優しいアロマとパンのような麦の甘みがほのかに感じられる一杯。低アルコールで、炭酸が少なくすっきりした喉越しなので、ゴクゴク飲めてしまうビール。「とりあえずビター」以外にも、アイデアが凝らされた銘柄のクラフトビールが多数揃っている。ぜひお店で確認してみてほしい。

  • 吟醸ヴァイツェン 

    準レギュラービール。福生の日本酒蔵「嘉泉」の米麹を使ったヴァイツェン。酵母由来のバナナのような香りと、米麹由来のまろやかな味わいが絶妙なバランスを楽しむことができる。お店公認のおすすめの飲み方は、日本酒×「吟醸ヴァイツェン」のハーフ&ハーフ。2つの異なるお酒のハーモニーは互いの旨味がグッと際立ち、そこに背徳感も相まって一度飲んだら虜になってしまうだろう。